20名のクレパスの仲間たちによる、個性豊かなクレパス画をたくさんたくさん楽しめます!
0号から10号までの作品を40点展示します。始めてみる方もこれまで応援してくれた方々もリフレッシュした気分で、新しいクレパスの世界たっぷりご鑑賞くださいませ!
■連絡先 ルシエルクレパス画会主宰(久保田けいこ)090-2806-3992
⇒http://oilpastelart.jimdo.com ⇒ http://uekikamiten.com
多彩な作品と面白いほどユニークで、たくさんたくさんの個性ある表現がたのしめます!ルシエルクレパス画会からも11人が参加出品!! 毎年会場は、たくさんの人々であふれ、たいへんに好評です。自分を見つけたい人、アートしたい人、素敵なお友達をつくりたい人にはチャンスです! ぜひ一度お出かけを!! (COCOA記 )
○ルシエルクレパス画会出品者(主宰:久保田けいこ)
大谷佳子、くらもとめぐみ、松本由紀江、片山瑠璃子、杉山和子、迫田朱美、崎間弘八郎、川崎悦子、筒井光子、林貴沙子、大河原みや子、はらだごうき、久保田けいこ、みねこうしろう
ますます盛んに行動し活動するクレパスアーティストけいこ!~の名古屋での初めての個展です。今回はギャラリーをツーフロア貸切、クレパス画と墨、墨とクレパス画、オール墨、オールクレパスと、多彩な彼女のミクストメディア(混合技法)が楽しめます。
今回をのがすと、このようなクレパスと墨の遊行を観るチャンスはなかなか訪れないかもです。一度は観ても損のない、否々、一度は観ないと損をする!そのような作品がてんこ盛りです。
~この機会にぜひとも”けいこのクレパス画と墨”の世界をお見逃しないように(るしえる記)
PS:この勢いだと、次回はハワイはマウイ島のギャラリーで、お会いしましょう!という夢も実現かも!!
*終了しました!
会期中!13日は夏の夜空を彩る海峡大花火大会、18日曜日は北九州ジャズストリートと、お盆の門司港レトロは他にもイベント目白押しのようですよ。ぜひこの機会にご家族・カップル・友人と連れ立って門司港の空気を楽しんでみては・・・!
個性ある四人のクレパス画を20点ほど展示します。ひとりひとりの表現の違いがおもしろいほど楽しめます!
■出品者 川崎悦子、崎間弘八郎、筒井光子、林貴沙子
■連絡先:ルシエルクレパス画会主宰/久保田けいこ/090-2806-3992
■サポート:Jopaa(みね)
*終了しました!
去年の夏にみんなと桂林までスケッチに行った。不思議なくらい新鮮で元気だった。年齢を忘れてしまった。短い旅立ったが夢中で70枚くらい一気にスケッチした。10枚くらいはクレパスで現場の空気に忠実に描き着色したが、…なんだか物足りなかった。幸いにも展示会があれやこれやと続いたおかげで、手は止まらなかった、持つべきは友と熱心な生徒たちと弟子たち、おかげで手応えががあった、発見があった。
それで一気に三日寝ないで、この「月照桂林」を仕上げたが、地元の絵画仲間たちに誘われて、小倉のリバーウオークの市民ギャラリーに展示した。友達はみんなよろこんでくれたが、自分は正直なところ不満だった。
その一月後にも小さな門司の”こもれび”という画廊喫茶に展示してね!と頼まれてたので、好いチャンスだと、またがんばって画面にアタックした、そしたら少しくなにやら怪しい不思議なエネルギーを感じてきた。それでまた元気がでて、展示した。
・・・それでも、まだ何かがたらなかった。それで展示会がはねて、またまた毎日画面とにらめっこしてた。~すると、表現すべき画題(テーマ)がはっきりした、みえた!
(去年スケッチしてきた現場の風景画では飽き足らず、私の中の何かが動いた!書きなぐった様なたくさんのスケッチを何度も何度も見た、そうこうしてると、自然と下絵らしきエスキスが描けてた、いつの間にか画面構成も不思議と仕上がっていて、霊峰桂林の頂上を一気に白い風が吹いていった!一生懸命に風を追いかけ、よく目を凝らしてみたら、それは逞しい白龍だった、月天子に照らされた桂林の山々は暗く重い人々の影だった・・・、それでもう一度しっかり画面構成して、桂林の山々を擬人化して描いたらわくわくしてきた、まだ月は天頂には昇ってなかったし、川面きらきらと耀いてはいなかった。
一週間二週間三週間と時が流れて、いつの間にか山陰の玄関安岡の海の上に煌々と満月が昇った、もう一度と、勇気を奮い起こして、画中遊泳して、桂林の山頂にも満月をのぼらせたら、擬人化した桂林の山々が人の形にみえてきて、満月が現代人の心の闇を照らし、払ってるかのようにみえてきたので、チャンス!と一気呵成に描いてフィニッシュした。
●Cray-Pas Artist KOSHIRO MINET(クレパス画家みねこうしろう)のシリーズ”森の交響楽”の作品紹介と自画自賛、及びクレパス画の略歴です
みね(MINET)氏のこれまでの制作の基本テーマは一貫して、地水火風空と呼ばれる宇宙の根源である五行あるいは五陰を根幹に描いてきた。それはわれわれの住むこの世界では、空となり水となり大地へと変化して止まるところを知らず、常に変貌し現象として形と色を生成する世界である。
一見すると、それはごく当たり前な普通の風景画であり、自然としか見えないものの中に、執拗に永遠を追い求め、色材に触発されてはオイルパステル画のテクニックを発見し、駆使し、自然な光を捉えるための果敢な努力である。それは画面に生きた光と命そのものを定着させるための、歴史的冒険であり、チャレンジであり、トレーニングである。
そういう意味で、彼の描く風景は単なる写実や即物的な被写体ではなく、彼の哲学や思想や世界観が絵の中で溶けあってしまっている。その結果、自我が程よく押さえられ、エゴイズムを越えて、絵そのものが自然に主張してくるように描かれている。それは正に当位即妙としか言いようがない表現になっている。
彼がクレパス(オイルパステル)に出合い、クレパス画の世界を追究し始めた頃には、まだオイルパステルという画材の魅力と豊かさと未来を正しく認識し開発し研究する画家やアーティストや研究者は誰もいなかった。きっとクレパスは戦後の豊かな繁栄の中で、研究室や画家のアトリエの片隅や倉庫で眠ってしまっていたにちがいない。
正しくは、戦前戦後を通して、クレパス画という歴史の中で、クレパスと言う描画材料を子供達のために開発し、色材を使って絵を描くチャンスと発表のステージを作り、児童画運動を展開し、日本国中の子供達のために貢献された画家山本鼎氏こそクレパスの父と呼ぶにふさわしい人物である。また教育の現場にクレパス画普及を通して教育美術に力を尽くされた佐武林蔵先生に、彼は大変に追うところが多く感謝をしている。なぜならば、みね(MINET)も小学生の頃に西日本スケッチ大会に参加しメダルと賞品をもらえたひとりだったからだ。日本の経済的社会的豊かさが浸透しつつある時代の中では、まだ子供達の喜びは限られていた。クレパスを握り絵を描けることはたいへん贅沢なことだった。そういう限られた幸せの中で、彼が初めてクレパス画を描いてもらった、何よりの記念品だったにちがいない。明治生まれの山本・佐武両先生のことは言わずもがなである。また過日、みねの教室に当時のロシア大使平田智夫氏の孫の奥様が入会されたことは彼にとってはクレパスとの深い縁を再び感じさせる出来事だった。山本鼎記念館に寄贈された肖像画も小品の室内画も若い山本画伯の活き活きした筆致が直(じか)に伝わってくる素晴らしい作品だった。夫人の肖像画が東京空襲で失われたことはたいへんに残念な出来事だったが、先生の主催の児童画展の賞状も残っていて、見せてもらった時はとても感動してしまった、と聴いた。他にも、みねは戦後に活躍された風景画家でクレパス画の研究者中村善策氏の本との出合いも忘れることのできぬ出会いであり思い出となっている、と話した。彼が先生の本に出合えたのはサクラクレパスの学芸員S氏のお陰であった!そのような機会を惜しげもなく提供してくれたサクラアートミュージアムの学芸員諸氏の理解と支援のおかげで彼はますますクレパス画に夢中になり熱心になり自信を持ってクレパス画の研究と制作に打ち込めるようになった、と言っても過言ではない。
そういう偉大なクレパス絵画という歴史の中の尊敬する先生や諸先輩たちのおかげで、みねは自信を持ち、クレパス画の表現技法に専念し成長することができた、
そんな中で、一枚のクレパス画(オイルパステル画)を制作しフィニッシュするためには、彼は何度も試行錯誤を繰り返えさねばならなかった。なぜならクレパス画の表現技法の本は前出の中村氏の本の他に目ぼしい技法書も書籍もほとんどと言っていいほど、これまでに出版されたことがなかったからである。彼は来る日も来る日も、オイルパステル画の表現技法発見ために、自らを啓発し、開発し、研究せざるを得ない使命と宿命を背負っていた。そういう意味で彼は戦後のクレパス画のパイオニアになった。そのためには、先ず自らが描いた小学生の頃の絵を発掘しなければならなかった。日を重ねるに連れ、50年前の兄や姉たちの描いたクレパス画や画材道具も見つかった。それは厳格で整理好きな明治生まれの彼の父峯顕雄のお陰でしっかり保存してあったからだ。その後、彼はクレパス画の普及と表現技法の研究に積極的に着手し、これまでに多くの弟子と生徒たちを育成することに努めてきた。
今、彼の周囲には独り立ちし育った弟子たち、久保田けいこ、ミカエ・ヒカリ、前田聡子、藤田佳江(Yosie)、かわさきひろし等々多数のクレパスの仲間が自立し、友人のクレヨン画家市川武、色鉛筆アーティスト平野隆司氏、クレヨン画家瀬川正人氏との出会いもあり、良き協力者原田ごうき等々にも恵まれた。また多くのクレパス画の仲間達や弟子と生徒たちが育ち、それぞれの世界で活躍し、たくさんの賞を獲得し、真摯なクレパス画の指導者やアーティストを輩出するようになった。
現在では、彼の夢であるクレパス画美術館もだんだん夢ではなくなってきつつある。今、彼は多くの愛すべき弟子や生徒たちに囲まれ、クレパス画表現の豊かさと喜びと幸せを噛み締めている。そして再び、山口県下関市を拠点にクレパス画の指導と普及と育成に一段と力を入れて新しいチャレンジを始めている。
実は、みね(MINET)の一連のシリーズは、”かがやく風景画”、”命ある日…”に始まり ”黒のペイザージュ” ~”記憶の中のif・・・”で成熟し、~”水のシンフォニー”で挫折し、~”le minuit"で一度収束した。そして新たなる触発を求めて、彼は、”こっちへおいでよ!(ダンテの神曲より)”を制作し始めた。しかしながら、彼の制作は郷里の遠賀川と犬鳴川をテーマにした”うつくしび”でなぜか筆が止ってしまった・・・。
そんな中で、彼は今正にクレパス・アーティストとして新たなテーマ”le vent(風)”のモチフを得、スケッチとクロッキーを執拗に繰り返している・・・、時は瞬く間に流れていくが、新しい発見こそがいつも彼に勇気と希望を与えてきたからだ。彼の新しい作品が生れる日も、もうそれほど遠くはない、実に楽しい充実した一日であろうと想像して、密かにエールをおくっている。(しっだるーた記)
久保田けいこの作品には「…」がある、本人はわからないという…、先生どうしたらいいのでしょう?~とよく尋ねてくる、私はその度に熱心な彼女の姿勢と探究心に感心している。尋ねてこなくなると…ずんずんどんどんやれることをやりきっている、あっという間に20点30点の作品や大作ができている、~それでしばらくするとまた「先生!これでいいでしょうか?」と尋ねてくる、嫌な感じは一つもしない、私はそのあくなき探究心に呆れ感心もし、終いには、彼女のその謙虚な姿勢に自らを反省し脱帽している!またその彼女の姿勢と情熱に折々に敬服さえしていることがある。
☆みなさん!この絵を見てるといっしょに遠足に行きたくなりません?
長い坂道も今の私にはたいへんだけど、ちょっと気を取り直してこぶしを握り、わたしも一番後ろから、もうすぐそこに見えるあの頂上の木の下でみんなとお弁当を広げてみたくなりましたよ!作者"かわさきひろし"はいつどんなところでもスケッチ帳を取り出して黙々と描けるおおらかなアーティスト!忙しい仕事の合い間にどうしたらそんなにたくさん描けるの?…と思わず聴きたくなるほど、次から次に彼の手から産まれてくる絵を見たら、きっとみなさんも笑顔になって、いっしょにお絵描きして遊びたくなるかもしれませんね!絵を描くことは幸せの秘訣!遠方からお出かけになっても、きっと会場に着いたらあなたにもよろこびとしあわせがあふれ待っていること、お約束できますよ!~お楽しみに☆
☆~急な坂道をチャリ(自転車)で駆け下りたくなるのは少年たちの冒険!そしてチャレンジ!
そんな遊びをして転んでも、足をすりむいても、ぐっと泪をこらえさえすればすんだ、大らかな時代!~今の時代は「なんてことするんだ!」「そんな不良のまねして!」「・・・ではそんな指導はしておりません!」「うちのむすこやむすめは・・・」「・・・だれが責任とんだ!」等々たくさんの苦言や罵声が飛び出してくる・・・。ぼくたちはなんてすばらしい時代を過ごさせてもらえたことだろう!いまのこどもたちは自由教育・個人教育という社会なのに、なぜかみんな苦しんでいる、とてもつらそうだ。だれもがヴァーチャル(仮想・擬画・虚偽・正しくないもの・存在しないもの)の桎梏の中でなんとかしなければともがいている!環境が問われる!保障と安全が問われる!人権が問われる!命の大切さが問われる!~だれもが理想の良い社会を目指して努力してきたのに…何かが狂ってる間違っている!正しいことが正しく扱われなくなって、終いには嘲笑され嫉妬され縛られていることもある。正義と真実が牢獄で叫んでいることもある…
~歴史の中のある勇気ある哲学者が書いている「いったい永遠のものとは何であろう?それはそもそも正しいものと、正しくないものとの区別であるのだ。他の一切は、はかないもの空しいものである」と。
●光プロジェクト"2011"のはじまり!
…私にとって「死」とは、帰還であり、凱旋、セレブレーションなのです。自分が一つの光の珠になり、大いなる光へ帰っていくイメージ、それは最高の喜びに満ちた、至福の感覚です。そこは始まりも終わりもない、めくるめく光の世界。いのちのエナジーが至福の交響曲を奏でながら渦巻いています。大いなるいのち・永遠への帰還です。…
だれもがひとしれずおとずれ、だれもがさりげなくさっていく・・・
気がつけば門司港レトロ!~カフェ・センガクの一杯の珈琲!
○秋のおとずれ
はじめての道、
田舎の小さな池や吹きわたる風、
色とりどりに色付いた、木々に囲まれた場所。
風景との出会いは、
わたしの心に郷愁と暖かさ、そして望みをくれる。
~そんな感動をクレパスに託してみました。
◇出品者:江畑陽子、片山瑠璃子、北野粛子、迫田朱美、佐々木美智江、杉山和子、杉本直美、松本由紀江
■Craypas☆Artist:ミカエ・ヒカリ(Micae)/みねこうしろう(Cocoa)